アルゼンチンの外債が…

ｵｰｸﾗﾝﾄﾞ法律相談所の大蔵修です。

ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝの外債の利回りが、24％くらいに急上昇しました

「ｻﾗ金か（ﾀｶ＆ﾄｼ）」
「消費者金融かよ（さまぁ～ず）」
…といった感じです。
日本の消費者金融でも、もう20％ｵｰﾊﾞｰの金利はありませんので、常識的に考えて、（いくら国が返す借金でも）払える金利ではありません

ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝは2001年頃にも、ﾃﾞﾌｫﾙﾄを起こして、国として破綻しかけたわけですが、

ﾁﾘやﾌﾞﾗｼﾞﾙが国ごと救済合併とか、まあないでしょう。

「国は潰れない」とみて買うのも危険ですね。

なぜなら、国の借金は、いざとなればお金を印刷しまくって返せばいいので（そのかわり通貨の価値が暴落して、ﾊｲﾊﾟｰｲﾝﾌﾚになります）、

利回りだけは保証されても、通貨が暴落したら実質的価値も暴落するからです。

同じく国として破綻しかけているｱｲｽﾗﾝﾄﾞみたいな小国は、どこかの国が買収するかもしれません。

日本だってよく知られていますように、国としては借金まみれですが、、国債の利払いができなくなれば、お札を刷る可能性あります。

そうなるとｲﾝﾌﾚが起き、国民のふんだんな預貯金が吐き出される可能性は十分にありえます。

お金の価値って、儚いですね。

我々がお金を印刷すると「ﾆｾ札作り」という犯罪になりますので（笑）、まずはやはりｵｰｸﾗﾝﾄﾞです。

借金 返済 方法

実物資産は強いです。