多重債務ｽｰﾊﾟｰｽﾀｰ烈伝Bさん編（1）

ｵｰｸﾗﾝﾄﾞ法律相談所の大蔵修です。私がｻﾗﾘｰﾏﾝの時代に、お金を色々なところから借金し過ぎて、会社をｸﾋﾞになった（辞めざるをえなくなった）人が3人いましたので、その人たちの話を今日から書いていこうと思います。

A先輩編は別ﾌﾞﾛｸﾞで書いていますので、ここはB先輩編で。

彼もﾊｯｷﾘした金額は不明ですが、500万円～700万円台の借金をこしらえて、故郷の同業会社に転職して行きました。

この人の借金の原因は、酒好き（見栄っ張り）と競馬好きでした。

営業ﾏﾝとしては優秀な男だったと思いますが、接待に力を入れている人だったので、会社で伝票が通らないような店にも継続的に繰り出して、自腹で豪遊したのでしょう。半分仕事のようなものなので、同情の余地もありますが…。

お決まりの、神田あたりのYUMMY（ﾔﾐｰ）な業者からちょくちょくつまんでいたようで、会社にけっこうﾄﾞｽの利いた声色の「Bさんいる？」という電話は、けっこうかかってきていました。

外回りでＢさんはあまり会社にいないので、末期には名指しで上司にかかってくることが多かったですね。「Ｄ部長いる？」みたいな感じで。

この上司は線の細い感じの、メガネに薄毛のおじさんでしたので、気の毒でした。他にも問題社員の対応を強いられていましたので。

Ｂ先輩に個人的に金貸したりもしていたと思います。

出世するのも良し悪しだなあ～と思ったの、覚えてます。彼の親でも保証人でもないのに…。

長くなったので続きは後日また。

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