金利の引き下げ

ｵｰｸﾗﾝﾄﾞ法律相談所の大蔵修です。

ｱﾒﾘｶFRBが、ｻﾌﾞﾌﾟﾗｲﾑﾛｰﾝ問題に端を発する市場のｸﾗｯｼｭを冷やすため、政策（FF）金利を0･75％緊急値下げしてきました。

効果は限定的で、月末のFOMCで、さらに0･5％だか、0･25％だか下げてくるのではと。

今回の緊急利下げまでにも、昨年来0･25％、0･25％、0･5％と小出しに下げてきていますので、合計2％以上の利下げが見込まれます。

日本の政策金利（長期ﾌﾟﾗｲﾑﾚｰﾄ）は、これを見て、上げたくても上げられず。

どちらも影響が出るのは「住宅ﾛｰﾝの金利」であり、固定金利である消費者金融やｷｬｯｼﾝｸﾞなどには無関係ですが、

個人的には、日本もﾊﾞﾝﾊﾞﾝ下げてほしいです！ 住宅ﾛｰﾝを抱える身としては。

今回の全世界株暴落騒動を見ていてわかったことは、

「金利上昇で住宅ﾛｰﾝ返せない→不動産ﾊﾞﾌﾞﾙ崩壊→株暴落・大きな利下げ」って昔の日本のﾊﾞﾌﾞﾙ時期と同じやんけ！

…ということと、

「日本もｱﾒﾘｶも、何があっても、ﾒｶﾞﾊﾞﾝｸだけは潰さないんだなあ～」

…ということです。

低金利時代は、景気は悪くなりますが、回りまわって消費者金融もお金を貸しやすくなりますので、歓迎すべきことです。

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